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山田 信人; 笹尾 英嗣; 窪島 光志*; 鈴木 敬一*
no journal, ,
日本原子力研究開発機構と川崎地質は、両者の共同研究として、瑞浪超深地層研究所の研究坑道を利用し、断層等の地質構造の検出を目的としたミュー粒子測定を実施している。本研究では、地下坑道にミュー粒子の検出器を設置し、ミュー粒子を用いた探査手法の地質構造推定手法としての適用性評価を行う。2013年11月から2014年8月までに得られたデータを用いて坑道周辺の密度構造を推定したところ、深度300mの花崗岩中に設置された坑道においても、データ解析に必要な量のミュー粒子を取得できることがわかった。
山田 信人; 鈴木 敬一*; 金沢 淳*; 柘植 孝*
no journal, ,
地下坑道の周辺に存在する割れ目位置の把握は、高レベル放射性廃棄物の地層処分において重要である。ところが、ボーリング調査などの地質調査のみではその分布を十分に把握することは難しい。そこで、瑞浪超深地層研究所の周辺地質が花崗岩である地下坑道で地中レーダ探査を実施し、坑道周辺の割れ目分布の把握を試みた。その結果、地中レーダ探査を用いて割れ目分布を把握できることが分かった。